離婚に関する噂のひとつに「自宅で一緒に過ごす時間が長いと離婚しやすくなる」というものがあります。なぜこのような噂が世間でささやかれているのでしょうか?
2024年の夏はフランスオリンピックも開催され、ご自宅で夫(妻)と一緒にテレビやネット動画を見ているというご夫婦も多いかもしれません。
しかも、天気は連日の猛暑に雨。「夫(妻)が自宅にいるときは外出する」というあまり関係が良好ではないご夫婦の場合も、熱中症のリスクや天候のことを考え、一緒に自宅にいることも多いはずです。そうすると、確かに離婚の可能性は高くなるかもしれません。
コロナ禍のときも言われましたが、夫婦が自宅で一緒にいる時間が長くなると、どうしてもお互いの嫌なところが見えやすくなってしまいます。
仲が良好なご夫婦でも、ふとした仕草や言動から「うちの夫(妻)ってこんな人だったの?」「夫(妻)への信頼や好感度が下がってしまった」と感じてしまうことが少なくありません。
たとえばあるご夫婦の話ですが・・・このご夫婦の場合、夫がとても優しく、自宅でも外でもていねいな方だったそうです。
それが、2024年夏は長雨が続いている上に暑くイライラしていたせいか、テレビのリモコンや新聞などを投げつけるようにしてテーブルに置いていることに気づいたそうです。妻は夫の乱暴な仕草に「この人、こんな人だった?」とちょっとびっくりしてしまったのだとか。
もちろん、これくらいですぐに「離婚します」とはなりませんが、夫の別の顔を見たようで怖くなってしまったそうです。
夏には甲子園もありますし、自宅でテレビを長時間観戦することもありますよね。天候が悪いと外出せず、自宅で夫は夫、妻は妻で過ごすこともあるはずです。
自宅にふたりでいると、やはり言動や仕草が気になってしまいますよね。それで夫婦の愛が深まればいいのですが、気になることで反対に幻滅し、愛情も覚め、離婚に繋がってしまうケースは実際にあります。
冬は雪の影響で自宅にいる時間が長くなりますが、夏も熱中症のリスクや天候などから自宅にいる時間が長くなりがちです。ふたりで自宅にいる時間が長くなることで嫌な面が見えやすくなり、離婚しやすくなる。離婚に関する噂は、ある意味本当かもしれません。
当事務所も「生活の中のささいなことで夫(妻)が嫌になった」というご相談はよく受けます。人間、嫌なところや苦手なところのひとつやふたつはあるもの。しかし、嫌なところが目について生活すら辛いということであれば、離婚の選択肢のひとつかもしれません。
離婚という選択肢をお考えなら、当事務所へご相談ください。