離婚件数が減っているって本当?離婚件数の雑学を紹介

お笑いタレントの野沢直子さんが離婚を発表しました。また、野沢直子さんは離婚を発表すると同時に「離婚が成立したらすぐに再婚します!」と再婚まで発表しています。離婚が成立次第すぐに再婚ということで、ニュースで発表されたときは話題になりました。

野沢さんの年齢は六十代。このくらいの年齢で離婚や再婚は、少子高齢化の日本において特に珍しい話ではありません。

実際に当事務所には、リタイアメント世代やシニア世代からの「離婚したい」というご相談がかなりの件数、あります。子育てや仕事でひと段落し、ふっと自分の年齢や人生に思いをはせて「そろそろ結婚生活から自由になってもいいのではないか」「自分流の生き方をしたい」と思ってしまう年代なのかもしれません。

野沢直子さんの離婚に絡めて、離婚に関する面白い雑学をご紹介しましょう。

日本の男女が結婚しても、3組のうち1組は離婚すると言われています。100組の夫婦がいると、そのうちの30組以上は何らかの理由で離婚を選択しているのが日本の現状です。

この数字だけ見ると、「日本の夫婦の離婚数は多いのだな」「離婚する夫婦は意外と多いのだな」と思うかもしれません。夫婦の3組に1組は離婚。これはけっこう有名な話で、よく紹介される雑学なので、ご存じの方も多いかもしれません。

では、「日本の離婚する夫婦の数は減っている」という雑学はご存じでしょうか。実は、日本、離婚する夫婦の数自体は減っているというデータがあるのです。

近年の日本で最も離婚数が多かったのは2002年。2002年の離婚の件数は29万件(29万組)です。2002年は離婚のピークになっています。それから日本は緩やかに離婚件数が減っており、2022年には、離婚の数は18万件という結果です。離婚する夫婦の数は緩やかに減り、ピークのときと比較して10万件以上減っています。

ただ、離婚する夫婦の内訳が問題です。

2022年の離婚のうち最も多いのが、同居期間5年未満の夫婦の離婚。短期間で離婚にいたっているのは5万件ほどなので、結婚してから「あ、失敗したかな?」「やっぱり合わない」で離婚している夫婦が意外と多いことが分かります。

次に多いのが、いわゆる熟年離婚。同居期間20年を超える熟年夫婦の離婚です。熟年離婚は増えている、あるいは高止まりの傾向にあると言われており、18万件のうちの4万件ほどは熟年離婚になっています。

少子高齢化という事情も関係しているかもしれませんが、シニア世代やリタイア世代が「もう結婚生活は嫌!」と離婚してしまうケースがじわじわと件数を伸ばしているのが現在の日本です。

シニア世代の方やリタイア世代の方は「この年齢で離婚なんて」とおっしゃることがあります。どの年代を人生の転換期にしても、それはその方の大切な人生の決断ではないでしょうか。

当事務所は長年連れ添ったご夫婦の離婚相談も承っています。

シニア世代だから。退職世代だから。今さら。こんなふうに考えず、離婚という選択肢を考えているなら、まずは当事務所にご相談いただければと思います。

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